toio Doの拡張機能とは？

2025年02月06日

toio Doでは拡張機能を読み込むことで新たな種類のブロックを追加できます。新しいブロックをtoioと組み合わせることで、これまで以上に多彩なプログラムを構築できるようになります！さあ、さっそく拡張機能を読み込み、新しいブロックを試してみましょう！

※本機能はベータ版のため、動作保証は致しかねますのでご了承ください。

拡張機能の追加手順

以下の手順でtoio Doの各拡張機能を追加することができます。

【手順1】ビジュアルプログラミング画面で「拡張機能の追加」ボタンを押す

toioDo_v1.5_release_image01.png

【手順2】拡張機能を選ぶ画面で「拡張機能を読み込む（ベータ版）」ボタンを押す

toioDo_v1.5_release_image02.png
【手順3】入力フォームに対象のURLを入力して「OK」ボタンを押す

toioDo_v1.5_release_image03.png

利用可能な拡張機能は以下の通りです。対象となるURLを入力してください。

拡張機能名	入力用URLの値 ※このURLをコピーして入力フォームに貼り付けてください。
Posenet2Scratch （姿勢検出）	https://toio.io/extensions/posenet2scratch.js
Speech2Scratch （音声認識）	https://toio.io/extensions/speech2scratch.js
Microbit More （micro:bit制御）	https://toio.io/extensions/microbitMore.js
ML2Scratch （機械学習）	https://toio.io/extensions/ml2scratch.js

▶各拡張機能の詳細についてはこちら

【手順4】拡張機能が追加されていることを確認する

（例：PoseNet2Scratchの追加ブロック）
toioDo_v1.5_release_image04.png

▼拡張機能を追加するまでの全手順▼

追加可能な拡張機能について

現在、toio Doでは4つの拡張機能を追加できるようになっています。ぜひ、各ブロックを追加して試してみてください！

【拡張機能①】PoseNet2Scratch（姿勢検出）

デバイスのカメラに映った人の姿を検出し、体の各部分の座標を取得することができます。このブロックを使うことにより、体のジェスチャーに合わせてキューブを動かすことができるようになります。

入力用のURL	https://toio.io/extensions/posenet2scratch.js
動作環境	・ブラウザー版（Chrome / Edge / FireFox）・アプリ版
サンプル	PoseNet2Scratchのサンプル（別ウィンドウで開きます） ※このサンプルファイルには既に拡張機能が組み込まれているので、開いた際に自動でブロックが追加されます

PoseNet2Scratchのサンプルのイメージ

【拡張機能②】Speech2Scratch（音声認識）

音声を認識し、テキストに変換することができます。この機能により、音声認識を活用したプログラムの作成が容易になり、キューブを人の声で動かすことができるようになります。

入力用のURL	https://toio.io/extensions/speech2scratch.js
動作環境	・ブラウザー版（Chromeのみ） ※当拡張機能はアプリ版では使用できません。
サンプル	Speech2Scratchのサンプル（別ウィンドウで開きます） ※このサンプルファイルには既に拡張機能が組み込まれているので、開いた際に自動でブロックが追加されます

Speech2Scratchのサンプルのイメージ

【拡張機能③】Microbit More（micro:bit連携）

micro:bitのセンサーやLEDなどの全ての機能を利用することができます。このブロックを使うことにより、micro:bitのセンサーの値を元にキューブを動かせるようになります。
Microbit Moreを使うには専用のhexファイルをmicro:bitに書き込んだ後、方角センサーの調整を行う必要があります。この調整が完了するまでmicro:bitを接続することはできません。Microbit Moreの使い方について詳しくはMicrobit Moreの公式サイトをご参照ください。

入力用のURL	https://toio.io/extensions/microbitMore.js
動作環境	・ブラウザー版（Chrome / Edge） ※当拡張機能はアプリ版では使用できません。
サンプル	Microbit Moreのサンプル（別ウィンドウで開きます） ※このサンプルファイルには既に拡張機能が組み込まれているので、開いた際に自動でブロックが追加されます

Microbit Moreのサンプルのイメージ

【拡張機能④】ML2Scratch（機械学習）

機械学習の基本を簡単に学べる拡張機能です。データ収集やモデル利用を直感的に体験可能で、子どもや初心者に最適です。ML2Scratchの使い方について詳しくはML2Scratchの公式サイトをご参照ください。

入力用のURL	https://toio.io/extensions/ml2scratch.js
動作環境	・ブラウザー版（Chrome / Edge / FireFox）・アプリ版
サンプル	ML2Scratchのサンプル（別ウィンドウで開きます）※このサンプルファイルには既に拡張機能が組み込まれているので、開いた際に自動でブロックが追加されます

ML2Scratchのサンプルのイメージ

※上記は全てオープンソースで公開されている拡張機能です。　
「PoseNet2Scratch」「Speech2Scratch」「ML2Scratch」を開発したchampierre様、
「Microbit More」を開発したYokobond様、
素晴らしい拡張機能の開発に心から感謝申し上げます。

尚、各拡張機能のライセンス情報については当ページ下部について掲載されています。

最後に

各拡張機能を利用することにより、多くのクリエイティブなプロジェクトが生まれることを楽しみにしています。引き続き、toioおよびtoio Doをよろしくお願いします！

最新バージョンの toio Do にアクセス！

ライセンス情報

上記で紹介されている各拡張機能のライセンス情報は以下の通りです。

PoseNet2Scratchには, BSD 3-Clause Licenseが適用されます。
Copyright (c) 2020, Junya Ishihara(https://github.com/champierre) All rights reserved.
PoseNet2Scratch ライセンスファイル

Speech2Scratchには, BSD 3-Clause Licenseが適用されます。
Copyright (c) 2020, Junya Ishihara(https://github.com/champierre) All rights reserved.
Speech2Scratch ライセンスファイル

Microbit Moreには, MIT Licenseが適用されます。
Copyright (c) 2020-2021 Koji Yokokawa All rights reserved.
Microbit More ライセンスファイル

ML2Scratchには, BSD 3-Clause Licenseが適用されます。
Copyright (c) 2020, Junya Ishihara(https://github.com/champierre) All rights reserved.
ML2Scratch ライセンスファイル

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