2023年11月10日
toio Doの新バージョンv1.5が公開!拡張機能の読み込みでブロックを追加可能に!
みなさま、お待たせしました!本日、toio Doのバージョンv1.5が公開されました!このバージョンでどんな魅力的な機能が追加されたのか、こちらで詳しくご紹介します。
toio Do v1.5のアップデート内容:
- 拡張機能の読み込みでブロックを追加可能に!
- キューブの接続操作性が向上(アプリ版のみ)
- toio Doのトップ画面に「使い方動画」が表示
- その他、動作安定性の向上
アップデート内容について詳しくは以下をご覧ください。
拡張機能の読み込みでブロックを追加可能に!
拡張機能を読み込むことで新たな種類のブロックを追加できるようになりました。この新しいブロックをtoioと組み合わせることで、これまで以上に多彩なプログラムを構築できるようになります!さあ、さっそく拡張機能を読み込み、新しいブロックを試してみましょう!
※本機能はベータ版のため、動作保証は致しかねますのでご了承ください。
【手順1】ビジュアルプログラミング画面で「拡張機能の追加」ボタンを押す
【手順2】拡張機能を選ぶ画面で「拡張機能を読み込む(ベータ版)」ボタンを押す
【手順3】入力フォームに対象のURLを入力して「OK」ボタンを押す
利用可能な拡張機能は以下の通りです。対象となるURLを入力してください。
拡張機能名 | 入力用URLの値 ※このURLをコピーして入力フォームに貼り付けてください。 |
---|---|
Posenet2Scratch (姿勢検出) |
https://toio.github.io/toio-visual-programming/beta/static/extensions/posenet2scratch.mjs |
Speech2Scratch (音声認識) |
https://toio.github.io/toio-visual-programming/beta/static/extensions/speech2scratch.mjs |
Microbit More (micro:bit制御) |
https://toio.github.io/toio-visual-programming/beta/static/extensions/microbitMore.mjs |
(▶各拡張機能の詳細についてはこちら)
【手順4】拡張機能が追加されていることを確認する
(例:PoseNet2Scratchの追加ブロック)
▼拡張機能を追加するまでの全手順▼
追加可能な拡張機能について
現在、toio Doでは3つの拡張機能を追加できるようになっています。ぜひ、各ブロックを追加して試してみてください!
【拡張機能①】PoseNet2Scratch(姿勢検出)
デバイスのカメラに映った人の姿を検出し、体の各部分の座標を取得することができます。このブロックを使うことにより、体のジェスチャーに合わせてキューブを動かすことができるようになります。
入力用のURL |
https://toio.github.io/toio-visual-programming/beta/static/extensions/posenet2scratch.mjs |
---|---|
動作環境 |
・ブラウザー版(Chrome / Edge / FireFox) |
サンプル |
PoseNet2Scratchのサンプル(別ウィンドウで開きます) |
【拡張機能②】Speech2Scratch(音声認識)
音声を認識し、テキストに変換することができます。この機能により、音声認識を活用したプログラムの作成が容易になり、キューブを人の声で動かすことができるようになります。
入力用のURL |
https://toio.github.io/toio-visual-programming/beta/static/extensions/speech2scratch.mjs |
---|---|
動作環境 |
・ブラウザー版(Chromeのみ) |
サンプル |
Speech2Scratchのサンプル(別ウィンドウで開きます) |
Speech2Scratchのサンプルのイメージ
【拡張機能③】Microbit More(micro:bit連携)
micro:bitのセンサーやLEDなどの全ての機能を利用することができます。このブロックを使うことにより、micro:bitのセンサーの値を元にキューブを動かせるようになります。
Microbit Moreを使うには専用のhexファイルをmicro:bitに書き込んだ後、方角センサーの調整を行う必要があります。この調整が完了するまでmicro:bitを接続することはできません。Microbit Moreの使い方について詳しくはMicrobit Moreの公式サイトをご参照ください。
入力用のURL |
https://toio.github.io/toio-visual-programming/beta/static/extensions/microbitMore.mjs |
---|---|
動作環境 |
・ブラウザー版(Chrome / Edge) |
サンプル |
Microbit Moreのサンプル(別ウィンドウで開きます) |
Microbit Moreのサンプルのイメージ
※上記は全てオープンソースで公開されている拡張機能です。
「PoseNet2Scratch」 「Speech2Scratch」を開発したchampierre様、
「Microbit More」を開発したYokobond様、
素晴らしい拡張機能の開発に心から感謝申し上げます。尚、各拡張機能のライセンス情報については当ページ下部について掲載されています。
キューブの接続操作性が向上(アプリ版のみ)
アプリの設定画面にて、接続済みのキューブを手軽に確認することができるようになりました。これにより、どのキューブが接続されているのかを瞬時に把握することができます。確認手順は以下の通りです。
【手順1】toio Doの設定画面を開く
【手順2】キューブが接続されていない場合は「接続する」ボタンでキューブを接続する(接続済みの場合はこの操作は不要です)
【手順3】「確認する」ボタンを押す
→対象となるキューブのLEDライトが青色に光る
【手順4】キューブ側のファンクションボタンを押す
→設定画面側の対象のキューブが青く光る
▼接続先キューブを確認する手順▼
toio Doのトップ画面に「使い方動画」が表示
toio Doのトップ画面に「使い方動画」が表示されるようになりました。初めての方でも、快適にプログラミングを開始できるようになっています。ぜひご覧ください。
最後に
今回のアップデートによって、今まで以上に多彩なプログラムを簡単に作ることができるようになりました。今後もtoio Doが更なる進歩を遂げ、みなさまの手によって多くのクリエイティブなプロジェクトが生まれることを楽しみにしています。引き続き、toioおよびtoio Doをよろしくお願いします!
ライセンス情報
上記で紹介されている各拡張機能のライセンス情報は以下の通りです。
PoseNet2Scratchには, BSD 3-Clause Licenseが適用されます。
Copyright (c) 2020, Junya Ishihara(https://github.com/champierre) All rights reserved.
PoseNet2Scratch ライセンスファイルSpeech2Scratchには, BSD 3-Clause Licenseが適用されます。
Copyright (c) 2020, Junya Ishihara(https://github.com/champierre) All rights reserved.
Speech2Scratch ライセンスファイルMicrobit Moreには, MIT Licenseが適用されます。
Copyright (c) 2020-2021 Koji Yokokawa All rights reserved.
Microbit More ライセンスファイル