2022年09月08日
toio Doの新バージョンv1.4が公開されました
サービス開始以来多くの方にご利用いただいているビジュアルプログラミングサービス「toio Do」のバージョン1.4が公開されました!
toio Do v1.4のアップデート内容:
- キューブへの接続がより便利に、より分かりやすく!
- URL指定で一発プロジェクト起動!(ディープリンク機能)
- プロジェクトのお引っ越しもカンタン楽々!(バックアップ・リストア機能)
- 気になる専用マットをカンタン注文!
9/8(木)よりアプリ版(iPad、Chromebook)やブラウザー版(Windows、Mac、アプリ版非対応の一部のChromebook)に向けて順次アップデート・公開いたします。アプリ版ではストアより最新版にアップデートしてご利用ください。
(ブラウザー版は再読み込みで自動的に最新版となります)
アップデート内容について詳しくは以下をご覧ください。
キューブへの接続がより便利に、より分かりやすく!
キューブへの接続機能が強化され、これまで以上に便利になり、また初めての方でもカンタンに操作できるようになりました。
・一度接続できれば、接続状態をずっとキープ!(アプリ版のみ)
キューブの接続において、これまではプロジェクトを開く度に接続操作が必要でした。今回のアップデートからアプリの起動中はキューブの接続状態が維持されるようになっています。これにより一度接続できればプロジェクトが変わってもそのまま直ぐに遊ぶことができます。
またキューブへの接続・切断操作は新たにアプリ設定画面でも行えるようになりました。
・自動接続の設定が可能に(アプリ版のみ)
キューブの自動接続のオン・オフを設定で切り替えられるようになりました(デフォルトはオフ)。こちらの設定をオンにすることにより、ビジュアルプログラミング画面を開いた際にキューブが自動で接続されるようになります。
※これまでブラウザー版では常に自動接続されていましたが、今回のアップデートによりブラウザー版での接続操作は手動になりましたのでご注意ください。
・詳細な接続ガイドが追加! (アプリ版・ブラウザー版)
初めての方でも迷うこと無くキューブを接続できるように、接続方法の詳細ガイドが追加されました。ワークショップや授業で初めて使う方が多い場合はこちらのガイドをご利用ください。
URL指定で一発プロジェクト起動!(ディープリンク機能)
これまではSB3ファイルを配布する場合、ファイルを受け取った側が一度ローカル環境に保存する必要がありました。今回追加されたディープリンク機能により、特定のURLにアクセスするだけで自動的にプロジェクトが起動されるようになります。ディープリンク機能用URLの作成については以下の手順を参考にしてください。
【ディープリンク機能用URLの作成手順】
1.サーバーに公開されているSB3ファイルのURLを用意します。
※例:https://toio.io/do/play/sb3/td1p0035.sb3
2. 以下のようにSB3ファイルのURLの前後に各文字列を結合したURLを作ります。後ろ部分については表示したい方法によって結合する文字列が異なります。
前部分 | 公開されているSB3ファイルのURL | 後ろ部分 |
---|---|---|
https://toio.page.link/?link=https://toio.github.io/toio-visual-programming/beta/?project%3D | (例) https://toio.io/do/play/sb3/td1p0035.sb3 |
(通常表示)
|
結合したURLの例 |
---|
アプリ版がインストールされた端末で上記URLにアクセスすると直接プロジェクトが起動します。アプリの起動操作などが不要なので、プログラムをより簡単に楽しむことができます。作ったプログラムを配布する際にぜひご活用ください。
※2023年11月に一時的にディープリンク機能が使用できない状況が発生しましたが、その後復旧いたしました。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
※現在、当機能の提供期間は2024年迄を予定しています。2025年以降の提供については当Blog上で改めてお知らせ致します。ご理解の程、よろしくお願いします。
※この機能を利用するためには、セキュリティの都合上からサーバーがCORS(Cross Origin Resource Sharing)機能をサポートしている必要があります。例として、GitHubのPages機能がCORS機能に対応していますので、本機能を利用する際に参考にしてみてください。
プロジェクトのお引っ越しもカンタン楽々!(バックアップ・リストア機能)
複数のプロジェクトを一括して、バックアップおよびリストア出来るようになりました。これにより端末を買い換えた際や、授業・ワークショップ等で複数の端末を同じ状態にそろえる際などに容易に全プロジェクトを引っ越し・複製出来るようになりました。
気になる専用マットをカンタン注文!
toioでは2022年8月より「toio用マット注文サービス」が開始されました。それに合わせ、特殊マットのプロジェクトに「専用マットを注文」ボタンが追加されました。こちらのボタンからマット注文サービスに遷移し、特殊マットを注文することが出来ます。
今回のアップデートにより、これまで以上にtoio Doをあそびやすく、また作ったプログラムを配布しやすくなりました。今後もみなさまのご期待に応えられるよう随時、アップデート予定です。
引き続きtoio Doをよろしくお願いいたします。