2022年04月27日
toio コア キューブの3Dデータを公開!
「キューブに載せるモノを自分でデザインしてみたいなぁ・・・」
そのように思っていた方も多いのではないでしょうか?
皆さまの声にお応えして、toioではtoio コア キューブの3Dデータを本日より無償で公開致します! 3Dデータを活用することで、キューブに載せるオリジナルフィギュアをデザインしたり、別のデバイスとキューブを連結させて新たなデバイスを作ったりもできます。これまで以上にtoioの活用の幅を拡げる3Dデータをぜひご利用ください!
公開される3Dデータとは?
3Dデータとは縦・横・高さといった立体的な形状をコンピュータ上で表現するためのファイルです。今回、公開する3Dデータはキューブの表面の形状のみとなり、モーターやバッテリーなどのキューブの中身の部品や構造は含みません。
3Dデータには色々なファイル形式があり、公開する形式によってはマテリアル情報(色や質感)も含まれています。これらのデータを使うことでキューブに取り付けるフィギュアやアタッチメントの設計が容易になり、CGやゲーム制作においてもよりリアルなキューブを再現できます。もちろん、公開された3Dデータをそのまま3Dプリンターで印刷するだけでも面白いかもしれません。(そのままでは動かないですが笑)
どこから3Dデータをダウンロードできるの?
キューブの3Dデータは「toio コア キューブ技術仕様」サイトからどなたでもご自由にダウンロード可能です。データは5種類のフォーマット(FBX、OBJ、GLTF、STL、STEP)が用意されていますので使用用途に合わせてお選びください。
3Dデータのダウンロードページ
各ファイル形式
- FBX:CGやゲームの分野でよく利用される形式。形状とマテリアル情報が含まれます。
- OBJ:CGやゲームの分野でよく利用される形式。形状とマテリアル情報が含まれますがファイルは2つに分かれます。拡張子.objには形状、.mtlにはマテリアル情報が含まれます。
- GLTF:WEBアプリケーションと親和性が高い形式。形状とマテリアル情報が含まれます。
- STL:3Dプリンター用のデータとしてよく利用される形式。形状のみの情報が含まれます。
- STEP:3D CADの中間ファイルとしてよく利用される形式。形状と色情報が含れます。
3Dデータの活用事例をご紹介!
それでは3Dデータを使うと一体、どのようなことができるのでしょうか?ここでは3Dデータを利用した各事例をご紹介します。
圧倒的存在感!その名も「デカキューブ」!
いつもは小さく可愛く動き回るキューブをあえてデッカくしてみました!このように3Dデータを編集してオリジナルのフィギュアを制作することも可能です。
さて、「キューブ」と「デカキューブ」がバトルした先の結末はいかに!?
「キューブカメラ」でミニチュア世界に入り込もう!
3Dデータを使って、キューブにカメラやスマホを固定するためのプレートを作ってみました。キューブとカメラを組み合わせた「キューブカメラ」があれば、ミニチュアの世界を大迫力の映像で撮影可能です!
ソニーのデジタルスチルカメラ「RX0」とキューブはサイズ感もピッタリ!
プレートにスマホ用三脚を立てればスマホも固定可能に!
さっそく、「キューブカメラ」を使ってtoioの人気ゲーム「クラフトファイルター」を撮影してみました。キューブ同士のバトルをキューブ目線で追うと、臨場感がスゴいですね!
「キューブカメラ」が切り取るLEGOの世界
toioを使って様々な作品を制作しているtokyoamadoさんが「キューブカメラ」を使って新たな撮影手法にチャレンジしてくれました。キューブの絶対位置検出から生まれるカメラワークによってどのような作品が生まれたのでしょうか?
作品Ⅰ『toioでカーチェイス』by tokyoamado
逃げる強盗車と追いかけるバイクの迫力満点なカーチェイス!LEGO動画において従来、コマ撮りが必要だったこのようなシーンも「キューブカメラ」であれば1カットで撮れてしまいます。
作品Ⅱ 『toioでテイクオフ』 by tokyoamado
あの名シーンをLEGOとキューブで再現!こんなに小さなミニチュアの橋も「キューブカメラ」だからこそ潜り込みながら撮影可能です。
作品Ⅲ 『toioで武将無双』 by tokyoamado
多数のキューブを同時に制御することで、複雑な合戦シーンも1カットで撮影できるようになりました。リセットの合図と共にキャラクター達が規則正しく定位置に戻るのも可愛らしいですね。
作品~番外編~『toioムービーメーカー メイキング』by tokyoamado
tokyoamadoさんの映像に登場するキューブ達は実は全てアプリで制御されています。これほど直感的に複数のキューブをコントロールできれば、頭の中に描いた世界観を忠実に再現できちゃいますね!
それでは早速、3Dデータをダウンロード!
今回ご紹介した3Dデータの活用事例はあくまで一部に過ぎません。ぜひ皆さまもtoioを使った新たな作品づくりに「toio コア キューブの3Dデータ」をご利用ください!