2022年04月25日
『toio SDK for Unity v1.5』リリース!「Unity 2021 LTS」および「Visual Scripting」に対応!
toio SDK for Unity v1.5 アップデート概要
toio専用アプリを手軽に開発できる「toio SDK for Unity」の新バージョン「v1.5」が本日、モリカトロン株式会社からリリースされました!今回の主なアップデート内容は次の通りです。
「Unity 2021 LTS」対応とは?
2021年4月13日、Unity社からついに最新のLTSバージョン*「Unity 2021 LTS」がリリースされました。「toio SDK for Unity v1.5」はこの最新のUnityに対応しています。そして「Unity 2021 LTS」の最も大きな新機能と言われているのが「Vidual Scripting」というビジュアルプログラミング言語であり、toio SDK for Unityではこの新機能を使ってプログラミングすることも可能です。
* Unityは通常、Techストリームバージョンという開発中の機能を持つバージョンとLTS(Long Time Support)バージョンという安定性の高いバージョンの二つが利用可能です。LTSバージョンについては2年間のサポートが保障されており、Unity社は基本的にLTSバージョンの利用を推奨しています。そのためUnityに関する各種技術情報やサンプル等の多くはこのLTSバージョンを対象に提供されています。
「Vidual Scripting」対応とは?
Vidual ScriptingとはUnity 2021 LTSから標準インストールされているビジュアルプログラミング言語です。これまでUnityを使ってプログラミングするにはC#の知識が必要でしたが、Vidual Scriptingを使用することで画面上の図形を自由に動かしながら視覚的に分かりやすい形でプログラミングできるようになりました。これによりプログラムの流れを簡単に目で追うことができ、プログラム実行中は処理の流れがグラフィカルに表示されるため、バグを容易に発見できるようになっています。
※Vidual Scriptingの使い方について詳しくはUnity公式サイトをご覧ください。
toio SDK for Unity上ではVidual Scriptingを利用することでプログラム実行時に各設定値を変えながら、キューブの動きを確認することができます。下の動画ではシミュレーター上で複数のキューブを同時に動かしながら、左右のモーターの速度を変更し、その挙動をリアルタイムで確かめることができています。
サンプルをステップバイステップで作成可能!
初めてVidual Scriptingを利用される方向けに初期設定ガイドとステップバイステップでサンプルを作成できるチュートリアルが用意されています。初めてご利用の方はぜひ参考にしてみてください。
より幅広い方々がtoio専用アプリを開発できる時代へ
これまでUnityを利用する際にはC#言語の知識が必要でしたが、今回のVidual Scriptingの登場でC#の知識を持たない方でもUnityによるアプリ開発が可能となっています。ぜひ、toio専用アプリの開発にtoio SDK for UnityおよびUnity Vidual Scriptingをご活用ください。
※各製品名・サービス名は各社の商標です。各製品・サービスの詳細については各製品・サービス提供元へお問い合わせください。